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[ 鎧 ] エントリー

March 14, 2007





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 「かっこいい男性が好き!」
という女性の言葉を聞いて、その「かっこいい」という言葉の裏に隠されているものを理解せずに、早合点してしまう男性はとても多いです。


 男性は未だに「かっこいい=強い」という図式を捨て切れずにいるように思います。しかし、女性はその図式からとっくに抜け出しているのです。というのも、女性は男性が信じている「強さ」が、まったく役に立たないことを知っているからです。

 男性と女性との間には、強さに対するイメージのギャップがあるように思います。雄々しさ、力強さ、寡黙などを強さの対象にする男性に対し、女性は柔軟、余裕、ユーモアなどを求めます。これらの強さは、言い換えれば、現実的な強さです。そしてこの「現実的な強さ=かっこいい」なのです。
 強さとは性別を表すものではないと私は思っています。特に社会的な性別は、スイッチの切り替えで変更することができます。


 男性社会を生き抜いてきた女性は、時には男になることを学びました。これはドラゴンレディーになることではなく、女を守りながらTPOに合わせて男になるということです。例えば、取引先と会う時は「男性」のスイッチをオンに、子供の前では「女性」のスイッチをオンというふうに。女性は知らず知らずのうちに、このスイッチの切り替えを覚えてきたのです。


 男性の中には「女性的=弱い」という図式も刷り込まれているようです。これは、社会が男性に強さを脅迫した結果でしょう。男になるために、男性は鎧を装着しました。女々しさ(=弱さ)を覆い隠すためにです。しかし、鎧を脱いでしまえば、慣れない無防備な柔肌です。殻を破ったばかりの小鳥です。その仕組みに、女性はとっくに気づいているのです! 彼女たちは、硬い鎧の強さなど求めていません。


 強いとは雄々しいことではありません。弱いとは女々しいことではありません。人を好きなる理由は、性別や強弱ではなく、あなたがあなただからです。そろそろ重たい鎧を脱いでみませんか。オリジナルの強さで勝負してみましょう。

【KNT ROOM】
【ポエトリーリーディング KNT Music】
写真提供【NOION】

投稿者 きつね子たぬき : March 14, 2007 01:46 PM

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