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January 27, 2007

立ち読み 『汚れてしまったあなたへ』より

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【本の概要】

汚れてしまった過去の色、あなた色。人生は汚れていいのです。 取り戻したい自分、もう一度追いかけたい明日。 「こんな私は私じゃない」そう人生に疑問を抱いている人の背中を押してあげたい。 汚れてしまった気持ちを洗い流して、また明日を生きられるように。 立ち上がる力と悲しみを浄化する涙を伝えます。

きつね子たぬき


【立ち読み】





悲しい現実は飲み込んで
虹色のメロディにしてしまおう
冷たい不安はどうしようもないから
仲良くそばに置いてあげよう
孤独とは静寂な洞窟
がらんとした空洞の中
ひたすら膝を折り続ける悲しさ

人は泣きながら歩いている
いまさら絶望に潰れる無意味
光は探さなくていい
君はその手に光を握って産まれてきた







あなただけの過去
あなただけの涙
あなただけの叫び

幸せの扉を開こう
鍵はその心の中に眠っている




答え


裸足で駆けた
一人で平気だと
諦め切れないことがあるから
私は行くと

越えると誓った
レールなど辿らない
温め続けてきた私の心は
きっと叫べる

まだまだずっと続きそうな苦しみの海
これからも溺れたくはない

涙に濡れた
日記帳の衰弱した文字
憂鬱をすべて吐き出してしまった後には
探し続けていた答えが
その足元に輝いているはずだ

不安に怯えた小さな確信を
積み木にして城を築こう
苦しみを繋ぎ合わせた絨毯を歩いて答えが眠る扉を叩こう




ユートピア


傷ついたことを
わかり合えるのなら
この土に安らぎなど
もう望まない

行きたい あの国へ
行きたい 私だけのユートピアへ

夢見がちな毎日に
さようならなどできない
悲痛な現実を知った上で
桃源郷を夢見よう

連れて行って 空を飛びたい
連れて行って 星を越えたい

私だけのあの国へ
私だけのあの空へ
私だけの星空へ
私だけのユートピアへ




泣けない私へ


緩んだ唇をぐっと噛んで
つんとした鼻の奥の痛みを無視すれば
泣けない私の出来上がり

我慢を知り過ぎて
口元をガチンと強張らせて
割れるような頭の痛みも無視すれば
泣けない私がもう一人

悪口に耐えたわ
ひそひそ声にも我慢したわ
見たくもない事実をたくさん見た
死にそうだった

最後まで認めたくなかったのは
君を好きでいたかったから
だけど
これ以上強くなんてなりたくない私は
泣き虫のあなたを手放した

毎日生きたわ
飲みたくもない薬も飲んだわ
それでも私は何もしていないと?
もっと頑張れと?


泣けない私よ
言うことをきかない悪い子だ
お前など私じゃない
お前など私じゃない




丘に上ろう


新しいことを見つけたから
君に伝えるために飛び出そう
押さえきれない気持ちを抱えて
胸いっぱいの夢を語ろう

くじけたあの日以来
君を大切にしようと決めた
人は悲しみを経験して
誰かに優しくなれるもの

落ち込んでいると
手を差し伸べずにはいられないよ
オレンジ色の夕日が落ちたら
真っ白な朝日に会いに行こう

丘に上ろう
あの街に向かって
叫んでみよう

おーい
必ず幸せになって
帰って来るからなあ

一緒に行こう
まだまだ君は歩けるよ
空をごらん
思い描く夢は無限さ


【KNT ROOM】私のHPです
写真提供【NOION 】

投稿者 きつね子たぬき : January 27, 2007 10:34 AM

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