« Q&A ~ 10個の質問に答えます! ~ | トップページ | 立ち読み 『汚れてしまったあなたへ』より »
[ 『マイノリティは寡黙じゃいけない』 ] エントリー

January 24, 2007

『マイノリティは寡黙じゃいけない』

nikki.JPG
はじめに

 直接的に関わったこと、体験したこと、もしくは、関わってはおりませんが、偶然、それに遭遇したり、耳にしたり、または、日頃からずっと思っていることを、ここらで声を大にして主張したいと思います。今までは、まるで窓辺から眺めるように傍観し、沈黙していましたが、実際には、機会があればすぐにでも、強く主張したいと思っておりましたことばかりです。


 ところで、この作品のタイトル『マイノリティは寡黙じゃいけない』は、私が大学三年生の時に受けた「多文化教育論」という授業の中で、教授がぽろりとおっしゃった一言がもとになっています。それは、
「マイノリティは寡黙なんです」
という言葉です。
その時私は、すぐさま心の中で、
(否!)
と叫びました。「マイノリティは寡黙である」。確かに頷ける言葉です。しかし、私は思うのです。マイノリティは、本当は寡黙であってはならないと。だから私は、教授がぽろりとおっしゃった「マイノリティは寡黙なんです」という言葉が、どうしても納得いかなかったのです。


マイノリティの声の中には、マジョリティが人目を気にして口にできなかった事実、例えば、差別に対する見解。あるいは、声を大にするには勇気がいるけれど、実際には叫ばなければいけない社会問題。その他、誰も気にとめなかったことや、その気にもとめなかったことから、新たな問題が生まれることは多いものです。


マジョリティにはマジョリティの力があります。しかし、一方で、マイノリティにもマイノリティの「一太刀」があります。この「一太刀」こそが、生温い大衆性、社会を切り開き、眠っていた私たちの心を呼び起こすのです。


マイノリティは寡黙ではいけません。叫びたい気持ちをぐっと堪えて、いつまでも胸の内に溜め込んでおくには、あまりにも気持ちが悪い。

投稿者 きつね子たぬき : January 24, 2007 10:33 AM

コメント

コメントしてください




保存しますか?